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【国家試験】ITパスポートの試験概要とメリット・デメリット

ITパスポート
 
なゆしば
ITパスポートってどんな試験?受ける意味ある?
 
なゆた
試験概要やメリット・デメリットを紹介します。

結論から先にお話しします。

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結論

国が、ITや経営全般に関わる基礎知識を有していることを証明するのがITパスポートです。

メリット

  • IT全般の基礎知識を有している証明になる。
  • 経営戦略や簿記の知識もつく
  • CBT方式により好きなタイミングで試験を受けられる。
  • 基本情報技術者,応用情報技術者といった次の難易度の試験練習になる。
  • ちょうど良い難易度で、自信がつく
  • 会社によっては、資格手当がつく

デメリット

  • 転職では役に立たない
  • ITエンジニアとしては、武器にならない
  • 簡単に受かる試験ではない

ITパスポートの試験概要やメリット・デメリットはYoutubeでも公開しています。

よろしければご覧ください。

それでは、詳細についてお話しします。

ITパスポートの試験概要

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誰向けの試験なのか

ITパスポートはITを利活用する人向けに試験が作られています。

よって、エンジニアではなく全ての社会人・学生を対象とした試験となっているのです。

そのため、受験資格は特に制約がなく、誰でも受けられる試験となっています。

 
なゆしば
最近、スマホやPC無しでは生きられないもんね

スマホやPCだけではないんです。

 
なゆた
洗濯機や自動車、その他街のいたるところでIT技術は使われてますよ。

ITパスポートという名前は、海外旅行に必要な「パスポート」を名前の由来にしています。

ITを使用する人全員に持っておいて欲しいと国が願う国家試験です。

ITパスポートの難易度

下図は、ITに関する試験を管轄しているIPAの試験区分一覧です。

出典:IPA 情報処理推進機構

ITの試験は、レベル1〜レベル4までに分類されており、ITパスポートは最も難易度が低いレベル1に該当しています。

 
なゆしば
お、じゃあ簡単な試験なんだ
 
なゆた
あなどってはいけません。合格率は60%前後です。
ITパスポート試験は勉強しないと合格できない試験です。

ITパスポートを受けられる方はしっかり準備をしていきましょう。

勉強時間

情報系の知識を持っている人

情報系の学校出身の人など、あらかじめITの基礎的な知識がある場合、勉強時間は100時間程度と言われています。

1日2時間✖️50日が目安になります。

ITをはじめから学ぶ人

180時間はみておいた方が良いと思います。1日2時間 ✖️3ヶ月ほどの勉強時間となるでしょう。

 
なゆしば
まとまった勉強時間が必要なんだね
 
なゆた
仕事や学業との両立に時間管理スキルが必要ですね。

ITパスポートの人気度

2021年度の資格受験者数のうち、ITパスポートは第9位と大人気の試験になっています。
(出典:日本資格取得支援 – Japan Qualifications Obtaining Support

また、ITパスポートの応募人数は2012年から右肩あがりです。

ITの需要がどんどん伸びていることがわかりますね。

ITパスポートの出題範囲

ITパスポートは3つの分野から問題が出題されます。

合計100問で、四肢択一の形式で出題されます。

 
なゆしば
たくさん勉強することあるんだ!!
 
なゆた
範囲は、結構広いと思います。

さらに細かい出題範囲を知りたい方は、こちらのIPAが発行しているシラバスをご覧ください。

ITパスポートの合格基準

ITパスポートは、総合評価点と分野別評価点があります。
  • 総合評価点で600 点以上(1000点満点)
  • 各分野の分野別評価点で300点以上(1000点満点)

ITパスポートの試験方式

ITパスポートはCBT方式という形で試験が行われます。

 
なゆしば
CBT方式ってなに??
 
なゆた
パソコンに表示される問題に対し、マウスやキーボードで解答する方式です。

パソコン操作が不慣れな方は、こちらのITパスポート試験ホームページから疑似体験が可能です。
(Windows8.1,Windows10のパソコンのみ)

ITパスポートのメリット

 
なゆた
ここからは、私が感じたITパスポートのメリット・デメリットについて紹介します。
  • IT全般の基礎知識を有している証明になる。
  • 経営戦略や簿記の知識もつく
  • CBT方式により好きなタイミングで試験を受けられる。
  • 基本情報技術者,応用情報技術者といった次の難易度の試験練習になる。
  • ちょうど良い難易度で、自信がつく
  • 会社によっては、資格手当がつく

ざっと、6つほどメリットをあげさせてもらいました。

その中で、私が個人的にめっちゃ良かったと感じているのは、

  • 基本情報技術者,応用情報技術者といった次の難易度の試験練習になる。
  • ちょうど良い難易度で、自信がつく

の2つですね。

私は、全然違う職種からシステム開発部署に異動になったこともあり、基本情報や応用情報といったエンジニア向けの資格もとっておきたかったです。

その中で、基本情報の過去問を見たときに拒否反応を示してしまったんですね。

 
なゆた
難しすぎて、挫折しました。

勉強をやめようか悩んでいる中、ITパスポートに出会い救われました。

しっかり勉強して、最終的には基本情報技術者と応用情報技術者の試験にも合格することができました。そのとっかかりとなる試験にITパスポートはもってこいだと思います。

ITパスポートのデメリット

  • 転職では役に立たない
  • ITエンジニアとしては、武器にならない
  • 簡単に受かる試験ではない

転職を考えている方は、ITパスポートは武器にならないかと思います。

私も転職エージェントとお話ししたことがあるのですが、応用情報技術者くらいまでは持っておいて欲しいということを伺っています。

一方で、 ITをはじめから勉強される方は180時間ほど勉強時間が必要です。

そのため、簡単に受かる試験でもないということです。

 
なゆしば
じゃあ勉強する意味ってあるの?
 
なゆた
あります。知識を身につけることに意味があるんです。

ここで、ITパスポートの勉強するのやめようと思った方はちょっと待ってください!!

転職が第一目的で何か資格を取得したいならば、ITパスポートは避けた方が良いでしょう。

しかし、ITパスポートは現代社会に必要な基礎知識が問われる問題で溢れています。

自分のスキルアップには必ず繋がりますので、ぜひ勉強をしてみてください!!

まとめ

ITパスポート試験の概要とメリット・デメリットについてお話ししました。

今、ITパスポートを勉強されている方のモチベーションアップや勉強するか悩まれている方の背中を押すことができたら幸いです。

ITの知識、また経営の知識は今の時流に乗るために必要不可欠な知識です。

ぜひ、これからもITについて勉強していただければと思います!!

それでは、毎日を大事に!!!

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